成人式でのマナーと振袖の所作やルールを抑えよう!

公開日: 2024/03/15 最終更新日: 2024/01/23

振袖

成人式は日本の伝統的な儀式で、未婚の若者が大人としての一歩を踏み出す重要なイベントです。とくに女性はこの日、振袖(ふりそで)と呼ばれる伝統的な着物を着用します。振袖は美しさと華やかさを引き立て、成人式をより特別な日にする重要な要素のひとつです。この記事では、成人式でのマナーと振袖の所作やルールについて詳しく説明します。

成人式で振袖を着る理由

振袖は、日本の伝統的な着物で、未婚の女性が着用する第1礼装とされています。この格式ある着物を身にまとうことで、成人としての重要なステップを表現します。振袖の採用は、日本の伝統と格式を尊重し、成人の一歩を踏み出す象徴としています。

振袖は、その美しいデザインと色鮮やかな生地で知られています。成人式の際、踊りを披露することが一般的であり、振袖はその際に華やかで美しい印象を与えます。長い袖を振ることで厄を払うという意味もあり、人生の新たな始まりを祝福します。振袖は、神聖で美しい瞬間を象徴するために選ばれます。

振袖には愛情表現が隠されていることもあります。昔は女性が愛情を言葉で表現することは許されなかったため、振袖の袂を左右に振ることで「好き」や「嫌い」といったサインを送っていました。

このサインは、静かで格式ある成人式のなかで感情を伝える唯一の方法でした。このように、振袖を選ぶ理由は伝統、美しさ、そして愛情表現の意味が組み合わさっています。成人式は特別な日であり、振袖はその特別さを際立たせる一着と言えるでしょう。

座り方、歩き方、階段の上り下りなどの基本マナー

成人式に参加する際、基本的なマナーを守ることが非常に重要です。ここでは振袖を着用した状態でのマナーについて解説します。

座り方

成人式で用意されている椅子には背もたれがついていることがほとんどです。正しい座り方は、背すじをまっすぐに伸ばし、浅く腰掛け、背もたれにもたれないことです。この姿勢を保つことで、帯が崩れるのを防ぎます。

また、車の乗り降りの際には袖をまとめて持ち、後ろ向きに浅く腰掛けた後、体を回転させて乗り降りします。この慎重な座り方は、着物を美しく保つための基本です。

歩き方

振袖を着用して歩く際には、歩幅を小さくすることが非常に大切です。親指に軽く力を込めて一歩を踏み出し、内股気味に歩くことで、裾が広がるのを防ぎ、美しい歩き方を実現します。この歩き方により、振袖の美しさが際立ち、格式ある成人式の雰囲気にふさわしい姿勢を保つことができます。

階段の上り下り

階段を上り下りする際には、振袖の袖と裾が地面に引きずらないようにとくに気をつける必要があります。裾を踏まないようにするために、右手で着物の端を軽くつまみ、ゆっくりと階段を上り下りします。

この慎重さは、振袖を傷つけずに保つために不可欠です。階段の上り下りの際に裾が引っかかることは避け、振袖の美しさを維持するための大切なポイントと言えるでしょう。

乾杯のシーン

成人式のパーティーの席では、乾杯の瞬間が訪れます。しかし、このときに気をつけるべきことがあります。振袖を着用する場合、グラスを高くかかげると、袖口が開いて腕が見えてしまい、上品でなくなってしまいます。

そこで、グラスを持つ際には反対の手で、袂をそっと押さえることが大切です。この小さなジェスチャーが、振袖姿をより格式のあるものに保ちます。

トイレをする時

成人式の日、トイレに行く際も特別な注意が必要です。まずは袖が下につかないよう処理します。袖を重ねて帯締めや帯の中に挟みこみ、洗濯ばさみやクリップで留めるのもおすすめです。

次に、裾の上前、下前、長襦袢、裾よけの順で1枚ずつはがすように持ち上げ、手でひとつにしっかりまとめておきます。トイレを済ませたあとは、持ち上げた順と逆に1枚ずつ戻していけばOKです。

このような注意を払うことで、振袖を美しく保ちつつ、トイレに行くことができます。成人式の特別な日も、マナーを守りつつ快適に過ごしましょう。

メイクや髪型についてのマナー

振袖を着る際、メイクや髪型についてもマナーがあります。振袖の美しさを引き立てるために、以下のポイントに注意しましょう。

メイク

振袖を着る際のメイクは、濃すぎず薄すぎずが大切です。あまりにも派手なメイクは振袖の美しさを引き立てることができませんし、日本の成人式の雰囲気とも合いません。しかし、地味すぎるメイクも避けたいところです。

普段よりも少し濃いめのメイクを心がけましょう。とくに眉毛や口紅の色選びに注意が必要です。自分の顔に合ったメイクを施すことで、振袖の美しさを最大限に引き立てることができます。メイクの際には、時間をかけて丁寧に仕上げることが大切です。

髪型

髪型も振袖の印象に大きな影響を与えます。成人式の際には、髪をきちんとまとめ、振袖の衿や袖をきれいに見せるようにしましょう。髪飾りやかんざしを使うことで、より格式のある印象を与えることができます。髪型は個々の好みに合わせつつ、振袖と調和するように工夫しましょう。

髪の毛が乱れることなく、整った髪型をキープすることが大切です。また、髪飾りやかんざしは、振袖のテーマやデザインに合わせて選びましょう。これらのアクセサリーは振袖の美しさを一層際立たせます。メイクと髪型に関するマナーを守ることで、振袖をより美しく着こなし、成人式の特別な日をさらに特別なものにできます。振袖姿を最高に輝かせましょう。

まとめ

成人式は日本の文化であり、振袖はこの特別な日を彩る重要な要素です。振袖を着ることは、伝統と格式を尊重し、未婚の女性が成人としての一歩を踏み出す象徴です。振袖は美しいデザインと色鮮やかな生地で知られ、成人式の際にはその華やかさと美しさが一層際立ちます。

長い袖を振ることで厄を払い、新たな始まりを祝福する意味も込められています。

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